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宮沢りえ 紙の月 ネタバレ [宮沢りえ 紙の月 ネタバレ]

宮沢りえちゃん主演の映画
紙の月
11月15日に公開!!

宮沢りえちゃん演じる平凡な主婦が、
一見、何不自由ない生活を送っていたのに、
巨額な横領に手を染めてしまい、
堕ちていくショッキングなストーリーだよね。

角田光代さん原作「紙の月」


梅澤 梨花・・・宮沢りえ
梅澤 正文・・・田辺誠一
平林 光太・・・池松壮亮

夫との関係
裕福な家庭で育った梨花は、正文との結婚を機に仕事を辞めて家庭に入った。
子どもには恵まれなかったが、なに不自由のない穏やかな生活を送っていた。
やがて契約社員として「わかば銀行」で働き、その丁寧な仕事ぶりにも評価を得ていた。
ただ、正文は梨花への関心が薄く、梨花は常々空虚感を感じていたのだ。

光太との出逢い
銀行の渉外係として対応もよく顧客からも信頼を得ていた梨花だが、
ある日、顧客で独居老人の家で出会った孫の大学生・光太と再会する。
光太に誘われ一緒にバーに行き、久しぶりに心地いい時間を過ごしたのだった。

横領の始まり
梨花は、ある日外回りの帰りにふと寄った百貨店の化粧品売り場で、
支払いの際にカードも現金も持ち合わせていないことに気が付いた。
持っていたお金は顧客からの預かり金。
あとで自分の口座から引き出して戻しておけばいい、
そんな軽い気持ちで1万円に手をつけたのだ。

そして、全てがここから始まるのだった。

後戻りできない梨花
その時は、実際お金を戻したものの、
梨花の金銭感覚はどんどん狂い始める。

光太に逢う回数も増えていく中で、
光太に学費代の借金があることを知るのだ。
梨花は顧客からの定期の申し込みがキャンセルになったという方法で
200万円を手に入れ光太に渡す。

その後も、顧客からの300万円を自分の口座に入れたり
定期預金証書や支店印のコピーを偽造して、
梨花の横領は日に日にエスカレートしていくのだった。

そんな時、夫が上海へ転勤になっても梨花はついて行かず、
ますます光太と一緒に贅沢三昧をして過ごすのだ。


光太との密会用のマンションを借りたりしているうちに、
梨花はもういくら使い込んでいるのかわからなくなった。
そして、光太がいつのまにか大学を辞めているのを知った頃、
銀行に不自然なお金の流れがあることが知られてしまう。

さらに、光太に女の影があることを知った梨花は、
それでも今まで通りつきあい続けたが、
光太の気持ちは梨花から離れてしまう。

ちょうど夫が上海勤務から日本に戻ってくることになり、
光太ともほとんど逢わなくなってしまった。

梨花が選んだ衝撃の結末
その頃、銀行ではとうとう梨花に疑いの目が向けられる。
梨花は、夫に海外旅行に行こうと誘うのだ。
夫は仕事で先に日本に戻ったが、梨花はそのままタイに残る。
そして、ビザの期限も切れた頃、
現地の警官からパスポートの提示を求められる。

というところで、原作は終わるのだ。
その後逮捕されたか逃げ出したのか、
それは読者の方で想像するしかない。
ただ、梨花としては、もう精神的にボロボロになっているはず。
罪悪感にさいなまれ、
それが例え「逮捕」という形だとしても、
この場から違う世界に連れ出して欲しい、と願っているのだと思う。

映画では、ラストをどう表現しているのかが楽しみだ。


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