内田康夫サスペンス
「信濃のコロンボ」シリーズ第2弾!
11月24日21時からだよ。
いろんな俳優さんが演じてるけど、これは、寺脇康文さん主演のシリーズ。
コロンボ刑事みたいに見た目地味~で頭もぼさぼさで、
でも結構粘り強い捜査を進める役柄で、実は結構好きなんだよね。
しかも、寺脇さんの友人設定が高橋克典さん。
寺脇さんとは全く真逆の超エリート刑事だから、
そのギャップもおもしろいよね。
今回は、戸隠で起こる連続殺人事件。
その背景には、「鬼女紅葉伝説」っていう戸隠に伝わる伝説が隠れているようなのだ。
第1の被害者は、「戸隠高原ゴルフ場建設準備会」の代表の武田という人物。
戸隠のホテルのパーティ会場で帝都大学文学部教授、立花とあいさつした際、
何故か驚いたように立花を見つめていた。
その4日後、戸隠の毒の平のキャンプ場で青酸性毒物を飲んで死んでいたのだ。
竹村警部(寺脇康文)が捜査にあたり、
武田が東京の興信所を使って立花の調査をしていたことが明らかになる。
そこで、竹村警部は、東京の親友岡村警部(高橋克典)に立花についての捜査を依頼した。
さらに、武田は殺された日、
東京の広告代理店を経営する石原と言う人物が所有する別荘に立ち寄っていたことも判明。
そして、第2の被害者は、その広告代理店の石原夫妻。
戸隠の矢立神社でに止めていた車の中から、背中に大きな矢が刺さった状態で見つかるのだ。
実は、このあたりには「鬼女紅葉伝説」という伝説が伝わる。
そして、第1の事件現場、毒の平は、この伝説で毒殺の舞台となった場所だ。
さらに、第2の事件現場、矢立神社は、鬼女紅葉を討った平維茂が霊力の宿る矢を放ち、
突き刺さったという場所だった。
今回の事件は完全に伝説になぞらえた見立て事件だ。
事件は44年前の凄惨な事件と深い愛情が関係しているのではないか。
容疑者、立花とそれに付き添うように動く女子大生。
さらには大物代議士の影。
犯人は、立花なのか?!
そして事件の真相とは?!