2012年本屋大賞1位の「舟を編む」が映画化。
4月13日に公開です。
三浦しをんさんて言うたら、「まほろ駅前多田便利軒」が映画化されて同じシリーズの「まほろ駅前番外地」がドラマ化されてるけど、なんか独特の世界観があるよね。
ここだけものすごい時間がゆっくり流れてるような感じがする。
登場する人物も熱血とかじゃなくふわふわしてるんやけど、強烈なインパクトのある個性の人が多いよね。
この舟を編むも、一見ものすごい地味な感じ。
でも、登場人物はまた個性的やね。
まほろではいい加減キャラが最高におもしろい松田龍平やったけど、今度はまじめキャラのの馬締光也役。
今度もかなり変人扱いされてる個性的な役やから絶対面白いと思う。
そんな、まじめな馬締が辞書の編纂にかかわることになったんやけど、対人スキルは全くないけど、辞書編纂にはこんな適任は他におらんやろ、っていうくらいの適任なのよね。
ところが、ある日下宿先にめちゃめちゃタイプの香具矢(宮崎あおい)がいて、馬締は仕事が手につかへんようになる。
さらに、辞書の編纂なんて強烈に時間がかかるし、経費ばっかりかかって全然金儲けにならへんから途中で編纂中止か?!みたいな状況に陥ったり、校正で抜けてる言葉がみつかったりで、辞書は結局完成できるのか?!っていう地味な中にもハラハラどきどきがあってかなりおもしろいストーリーやと思います。
それと、馬締光也がまほろの行天とこんなにも違うのか、っていう松田龍平の役どころのギャップがまた見どころやね。
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