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すべてがFになる ネタバレ 冷たい密室と博士たち 2話 [すべてがFになる ネタバレ 冷たい密室と博士たち]

「すべてがFになる」の1話って結構賛否両論だったね。
原作は、間違いなくものすごーくおもしろいんだけどね。


みんなスゴイ見てるなー、って思ったのは、
犀川先生のPCがUNIXじゃなかったからかなり集中砲火あびてたよね。
あと、犀川先生に必要なのはコーヒーとタバコね。
これがないと犀川先生じゃない感は確かにあるよね。
タバコの吸い過ぎはクレーム多くなるから割愛したのかなあ?


それから萌絵は、原作ではショートカットにスカートはかない派で、
行動的ではあるんだけど執事がいるようなお嬢様だから仕草は優雅で上品なのだ。
ドラマではちょっと庶民的すぎたかな?
そのあたりも原作ファンとしたら残念だったのかもだね。


そんな「冷たい密室と博士たち」の続きなんだけど、
萌絵が低温実験室に閉じ込められたところで終わったよね。

以下ネタバレ含むから見たくない人はここまででごめんなさい。

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萌絵が閉じ込められた実験室は、携帯も圏外でつながらない。
原作では携帯なんて出てこないんだけど、
実験室の隣の部屋の計測室に置いてあったノートパソコンで、
大学のネットワークになんとか入り込み、
凍える指でキーボードをたたいて犀川先生に助けを求めるのだ。

せんせい
たすけて・・・・。


ドラマでは連絡する前に萌絵の意識がなくなってたよね。
犀川先生、どうやって助けにいくんだろ?
テレパシーかな。


ま、それはともかく、
萌絵は犀川先生によって間一髪のところで助けられるのだ。


その頃、極地研の助教、市ノ瀬(市川由衣)が出張先から研究室に戻っていた。
ところが、そこで、木熊(平田満)教授の遺体を発見するのだ。
同じ場所で4つめの死体だ。


犀川先生も萌絵も、犯人の目星はだいたいついてるんだけど、
さらに調べると、UNIXのアカウントの登録ネーム「shika」とういうのが
何度もシステムに侵入しているのに気付くんだ。
しかも、犀川先生と萌絵のメールまでチェックされてるじゃないか!


そこで、犀川先生は最後の手段に出る。
極地研のshika宛にメールを送ったのだ。

犀川です。
手法はすべて自明。・・・・・・・。


翌日は、萌絵の退院する日だったんだけど、犀川先生は仕事に忙殺されていた。
気が付くと夕方。
人のいない大学のフロアの廊下にふと、人の気配を感じる。
黒い人影は、確かにナイフを持っていた。
間違いなく犯人だと確信した犀川先生は黒い人影に尋ねる。
「どうして、丹羽君と服部さんを殺したのですか?」


そこへ、退院した萌絵が犯人がいるとも知らずにやってきた。
犀川先生が叫ぶ。「来るんじゃない!西之園君!」


萌絵に向かって突進する犯人は、
萌絵をナイフで刺す!・・・かと思われたのだけど、
ぶつかって走り去ってしまう。
そのまま犯人は屋上に向かって、そこから飛び降りたのだった。
飛び降りた時木にぶつかったのが幸いして、死なないみたいなんだけどね。


ずばり!
この人物は助教の市ノ瀬里佳なのだ。
ただし、市ノ瀬里佳が殺したのは、服部さんだけ。
丹羽君は木熊教授が殺し、白骨の増田君と木熊教授は自殺だった。
そして、萌絵を閉じ込めたのは木熊教授。


密室の謎
極地研の実験室は完全に密室だった。
そこで、あの日実験の時、
まず、丹羽君が防寒スーツを着て中に入った。
準備室の非常口のカギを開けてそこから木熊先生をこっそり中に入れる。
丹羽君が防寒スーツを脱いだところで木熊先生が搬入室で丹羽君を殺す。
丹羽君が脱いだ防寒スーツを木熊先生が着て、
丹羽君を装って実験作業をし、普通に実験を終えて実験室の2重ドアから出る。
その後、市ノ瀬助教と服部さんもこれと同じことを繰り返したのだ。


では、なぜわざわざ殺されるために丹羽君と服部さんは防寒スーツを脱いだのか?
丹羽君と服部さんは結婚が決まっていて、その日婚約発表をしようとしていた。
それを利用したのだ。
木熊教授は、お色直しをしてみんなを驚かせようとふたりに提案する。
木熊教授、市ノ瀬助教、丹羽君、服部さんの4人しか知らない計画だった。
だから、お色直しのために防寒スーツを何のためらいもなく脱いだのだ。


では、なぜ、木熊教授と市ノ瀬助教は学生を殺さなければならなかったのか?
実は、市ノ瀬助教と白骨死体の増田君は恋人同士だった。
ところが、市ノ瀬助教は丹羽君に暴行を受けたのだ。
そのことを、知ってしまった増田君はノイローゼになりやがて失踪、自殺。
丹羽君は責任を感じるどころか、逆に市ノ瀬助教を脅迫してきた。
市ノ瀬助教はもう殺すしかないと思っていたが、
それを手助けした木熊教授こそ、市ノ瀬助教の生き別れた父だったのだ。


なんだかね、ちょっと人間関係と密室が複雑なんだけどね。
生き別れになっていた娘のために父が復讐相手を殺し、
そして娘に疑いがかからないように他殺にみせかけて自殺するっていう、
もっと他に方法がなかったのかな、
っていうなんだか後味の悪い切ない事件だったのだ。


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