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Nのために 3話 ネタバレ N作戦 [Nのために 3話 ネタバレ N作戦]

Nのために が2話の段階でもうすでに切なすぎる。
あの火事のシーン見た?
放心状態で立ち尽くす成瀬くんの手にちょこんと触れる希美。
あれは反則級にキュンとくるよね。
あの火事、一体誰が火をつけたんだろ?
原作でもそれに関しては全く触れてないから、真相は闇の中。
ただ、成瀬くんが放火してないってことだけは確実なんだけど、
希美は間違いなく成瀬くんが火をつけたと思ってる。


この物語は、誰も真実を人に伝えずに自己完結しちゃうから、
ちょっとずつちょっとずつみんなの心がすれ違いのまま進んで行くんだけど、
もしここで成瀬くんが犯人は自分じゃない、ってことを希美に伝えていたら、
もっと違った未来になったかもしれないのにね。


もうひとつ、原作と違うのは、
三浦友和さんが演じてる警察官が原作には登場しないこと。
だから、当然奥さんも登場しない。
でも、ドラマでは奥さんが家事に巻き込まれて声を失ったみたいだね。
警察官の夫としては、執念でも放火犯を捜しだしたいところだよね。
しかも時効が迫ってる。
もしかしたら、ドラマでは放火犯が明らかにされるかも。

湊かなえさん原作「Nのために」
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そんなNのためにの3話は、
とうとう、希美と成瀬くんが離れ離れになってしまうね。
成瀬くんは、希美が用意していた奨学金制度に受かって東京の大学に進学することができたのだ。
本当なら希美が使うはずだった奨学金制度を、
あの火事のどさくさでアリバイとして無理矢理成瀬くんに託した申込用紙を使って。
これが、希美が成瀬くんのために(Nのために)。
でも、成瀬くんとしては、このことを後々までずっとひきずることになるんだ。


だからお別れの時、希美がシャーペンを5回カチカチしたんだけど、
成瀬くんは「バカヤロウ」って言われたとずーっと思ってる。
本当は「アリガトウ」なのに。
希美も父親と愛人の住む家に火をつけたいと思ってた。
結果的にはできなかったけど、成瀬くんが火をつけた(と希美は思っている)から
自分の不完全燃焼な想いから解放してくれた成瀬くんには感謝していたのだ。
ここでも、ちゃんと言葉にしないから誤解したまま生きていくことになるふたりなのだ。


結局、希美も大嫌いな父親に頭を下げて東京の大学に行くことになったんだけど、
東京のボロアパート「野バラ荘」の1階に暮らすことになった希美。
ある日、台風で床下浸水してしまう。
隣室の西崎さんと2階に住む安藤さんとはこれをきかっけに仲良くなるのだ。


希美は、島で食べ物に苦労したトラウマで、
常に大量におかずを作ってタッパに詰め冷蔵庫に保管せずにはいられなかった。
だから、いつも西崎さんや安藤さん、それに大家の野原さんにおかずをおすそ分けしていたのだ。


そして、このボロアパートは立ち退きを要求されていたんだけど、
大家の野原さんは思い出のあるこの土地をどうしても売りたくなかった。
そのことを知った、西崎さんと希美は大家さんのためにある計画を立てるのだ。
西崎さんと希美が野バラ荘のために(Nのために)。
これが、西崎さんが予告編で言ってた「N作戦」。
原作では、友達作戦とか仲良し作戦って書いてたかな。


野口夫妻の事件も、すべてがここから始まるN作戦とは・・・、
この時、まだ出会ってなかった野口貴弘に出会うための計画なのだ。
立ち退きを迫られていたのは野バラ荘だけじゃなく他にもあって、
大家さんと同じく立ち退きを拒否しているところがもう1件。
そこのオーナーの息子が野口貴弘だったので、
どうしても手を組んで立ち退きを阻止したかった。
だから、野口貴弘と出会う必要があったのだ。

こっちで原作の結末を書いてるよ>>>>> Nのために ネタバレ 結末 原作


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