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すべてがFになる ネタバレ 6話 後編 [すべてがFになる ネタバレ 6話 後編]

すべてがFになるの前編5話は、セットが結構本格的だったよね。
しかも、真賀田四季博士の遺体が出てきたところは、かなりリアルだった。
2時間で納めるからかなり端折った部分もあるけど、6話も楽しみ。

そんなすべてがFになるの6話は、以下ネタバレまくってるので注意してね。

原作「すべてがFになる」とオリジナルサントラ
↓↓



5話では、真賀田四季博士と研究所の進藤所長が殺されたよね。
しかもシステムに異常が起きて外部とは一切連絡が取れない状況だった。


そして、犯人が真賀田四季博士の部屋にいるのではないか?
ということでとうとう部屋に入るのだ。


奥まった鍵のかかった部屋にいたのはミチルというロボットだった。
ミチルは自ら部屋の鍵を開けることができるロボットだ。
でも、犯人も真賀田四季博士の両手足も見つからなかった。


ただ、真賀田四季博士のパソコン上のカレンダーには
「すべてがFになる」という謎の書き込みが・・・。


そこで、副所長の山根は、研究所始まって以来、
システムをデボラから普通のOSに切り替えることにした。
デボラのセキュリティーは強固なので外部からのウィルスに感染したとは考えにくい。
可能性があるのは、所内で最近可動したプログラムによって、
「トロイの木馬」の影響を受けているのかもしれない、と犀川先生が指摘するのだ。


そして、とうとうシステムの切り替え作業が成功し、
一旦すべての機能が停止するという連絡が入った。
しかし実際機能停止したのは、予定時刻を1分過ぎてからだった。
なぜ、1分の狂いが生じたのか・・。


と、その瞬間、犀川先生の脳内にあの別人格が現れた。
そして、犀川先生にはこのトリックがわかってしまったのだ。


システムが切り替わることによってやっと警察にも連絡することができた頃、
山根副所長の姿が見えなくなった。
そして、ほどなく山根副所長までもが死体で見つかることになるのだ。



結末
犯人は、
全て真賀田四季博士。

14年前の両親殺害の真相
今回の事件は、14年前の真賀田四季博士の両親が殺害された事件にさかのぼるのだ。
この事件は、真賀田四季博士本人が両親をナイフで刺して殺害したものと思われていた。
ところが実際は、進藤所長が殺したのだ。

当時14歳の真賀田四季は、叔父である進藤所長の子供を妊娠していた。
そのことを両親に告げた四季は、当然喜んでくれると思っていたのに、
両親は激怒したのだ。
そんなに怒られるとは思っていなかった四季は、
ナイフを両親に向けたのだけど、実際には刺せなかった。
そんな四季の背中越しに進藤所長が両手でつかんでそのままふたりを刺し殺したのだった。

その後、四季はこの研究所に移りひっそりと子どもを産んだのだ。
それを知っているのは父親でもある進藤所長だけ。


「すべてがFになる」の意味
「F」というのは「15」のこと。
研究所を管理しているレッドマジックは、7年前導入した。
その時、四季は時間のカウントを操作して設定していたのだ。
カウンタがいっぱいになった時、
つまりカウントプログラムの値が「FFFF」すべてFになった時、エラーが起きるように。

普通10進法では、一桁の数字で「9」が一番大きい値なのだけど、
プログラムでは16進法を使う。
16進法では、一番大きい一桁の数字は「F」=15なのだ。
(10→A、11→B、12→C、13→D、14→E、15→F)

時限装置のカウンタの数字の最大値は「FFFF」。
つまりすべてがFになった時、
外部に連絡もできず、時計を1分遅らせて監視カメラの映像データファイルが2つできるような仕掛けを作っていた。
通常、PCは同じファイルは後からできた方が上書きするために、
ダブった最初の1分間の映像は記録として残らないのを利用した。
その空白の1分間こそが、部屋を脱出するタイミングだったのだ。


今回の密室殺人の真相
四季は、子どもが14歳になった時自分を殺し、
システムエラーの空白の1分間に部屋を脱出して、
父である進藤所長も殺すように教え続けた。
それこそが、人間の生き方なのだと。
まあ、このへんは天才の考えることなので、
凡人には何言ってるのかわからないのだけどね。

ところが、娘は四季のように天才ではなかったのだ。
だから、同じように何言ってるのか理解できなかったわけだ。
そこで、四季は計画を変更し自分が娘を殺して脱出することにしたのだ。
だから、ウェディングドレスを着た遺体は四季ではなく娘だった。

四季は15年間誰とも会わない生活を送ってきた。
娘が天才ではないと気づいた頃から、
テレビ画面には娘を常に登場させていた。
対外的には娘が四季だと思い込ませていたのだ。


進藤所長はどのように殺したのか
進藤所長は唯一、四季の娘の存在を知っている人物なのだ。
だから、いずれ娘をなんとかしなければならないとは思っていた。
そこで、四季と一緒にあらかじめ娘の脱出劇の計画を立てるのだ。
そしてあの日、こっそり部屋を抜け出した娘を、
四季の妹、未来ということにしてヘリで迎えに行ったような芝居をしたのだ。

ところが四季は最初から進藤所長を殺すつもりだった。
屋上に来たのが娘ではなく、四季だと気づいた進藤所長は
おそらくその時すべて理解して殺されたのだろう。
そして、進藤所長を刺殺した四季は、無線機も破壊し、
未来を装ってヘリから降りてきたふりをしたのだった。


どうして山根副所長まで殺したのか
この計画を実行するために15年もの間ひたすら四季は待ち続けた。
ところが最終段階で、山根副所長がタイムカウンタのプログラムエラーに気付いてしまった。
四季は、自分がこの島を脱出するまでの時間稼ぎのために仕方なく殺したのだった。


四季はどこへ行ったのか
主任プログラマーの島田のもとへ記者が訪ねてくる予定になっていたのだが、
その時到着した船にこっそり乗り込んで警察が島に到着する前に脱出したのだ。
だから、結末がわかった時には、もう既に四季は島を出ていたあとだった。
島を出たあと、
犀川先生や萌絵とバーチャルリアリティでこの一連の事件について自白するのだ。


7話の「数奇にして模型」はコッチで書いてるよ>>>>> すべてがFになる ネタバレ 数奇にして模型 7話

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